元禄の昔―。
鈴木味衛門という親孝行の青年が当地白石におりました。
味衛門の父親は、長年胃病を患い、味衛門は父親の身体を心配する毎日を送っておりました。父親はそうめんを食べたいと訴えましたが、そうめんは油を使ってあるからと、医者からは許しが出ません。
そんなある日、旅の僧侶から、油を使わない麺の作り方を聞いた味衛門は、試行錯誤を重ねた末、ようやく父親に食べさせる事が出来るまでの物を造り上げました。
それまでは、ろくに食べ物も口にできなかった父親は喜び、徐々に食欲も回復へ向かい始めました。やがて父親の胃病は全快し、この話が時の殿様に伝わりました。
殿様は味衛門の温かい思いやりの心を賞められ、親孝行の温かい心から生まれた麺を 「温麺(うーめん)」と御名付け下さいました。白石温麺発祥の、本当にあったお話です。
ねりごま・醤油・砂糖と、大さじ2の水(材料に記載した水150ccとは別です)を入れ、よくまぜあわせます。
次に酒と水(上記の150cc)を入れ、よく混ぜ合わせて出来上がり。
ねりくるみ・醤油・砂糖と、大さじ2の水(材料に記載した水150ccとは別です)を入れ、よくまぜあわせます。
次に酒と水(上記の150cc)を入れ、よく混ぜ合わせて出来上がり。
★くるみだれには、お好みで酢を少々加えて頂きますと、さっぱりとしたお味をお楽しみ頂けます。